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ワダカン博物館
ワダカン十和田工場では、しょうゆ造りで使用されていた数々の道具を展示しています。
小麦精選機
小麦をしょうせんする前に侠穀物を除く為の精選を行います。
この方式は明治時代から昭和初期までに使われていました。
これは『飛分』といい、大正3年に建具師により作られました。
馬車
しょうゆに使用される原材料や樽詰された製品を運ぶために使われました。
(平安時代~昭和20年代まで)
昔の顕微鏡・試験用天秤
明治時代から昭和の初期まで、麹菌の改良や微生物の研究のために使われていました。
棒締圧搾機
江戸時代から明治30年頃まで使われたしょうゆの圧搾機です。
現在、国内には2~3台しか残っていません。
"てこ"の原理を利用しており、仕組みは単純ですが、
しょうゆを包む袋の破損が少ない、一度重りをかけるとある時間ひとりでにしぼれる、
加圧の調子も温和で良好である、などの優れた点があります
螺旋式圧搾機
明治23年に開発され大正末期まで使われていました。
螺旋の歩みにより圧搾する方式で広い場所を必要とせず取扱いも簡単ですが、
一時に強い力を加えるため袋の損傷が早く、又 歩合が少ないという欠点がありました。
ワダカンでは、創業以来、百年にわたって受け継がれてきたこだわりの技で、真心込めたしょうゆ造りを今日も続けています。
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